東北の日本百景
高田松原
かつて、陸前高田市にあった松原だが、東日本大震災のより被災し、ほぼすべての松が失われてしまった。その中で、津波に耐えた1本の松が「奇跡の一本松」として復興のシンボルとなっている。
猊鼻渓
げいびけいと読む。全長2kmに渡り、高さ50mを超える石灰岩が連続して続く渓谷。げいび追分を聞きながら、所要時間往復約90分の手漕ぎ舟による舟下りを味わうと、まるで水墨画の中にいるような趣を感じられる。
花巻温泉
岩手県花巻市の北上山系を望む景観の地にある温泉で、現在、4件の大型ホテルがあり、そのうちの3館は連絡通路「バラの小径」で繋がり、湯巡りを楽しめるリゾート型の温泉地。
男鹿半島
秋田県の北西部にある半島で、中央部には寒風山(355m)が、西部には男鹿三山そびえ、付け根には干拓地の八郎潟がある。入道崎やゴジラ岩などの景観も楽しめる。
田沢湖
直径約6kmで、最大深度は423.4mで日本で最も深い湖。昔、辰子という女性が湖の水を飲み、龍に姿を変え湖に身を沈めたという伝説が残り、その「たつこ像」は同湖の一番人気観光スポットになっている。そのほか、御座石神社や浮木神社などあり。
鳥海山
山形県と秋田県に跨がる標高2,236mの山で出羽富士とも呼ばれる。海抜ゼロから一気に1,100メートルにかけのぼる人気ツーリングロードの鳥海ブルーライン(約35m)も眼下から望む景観もいい。
石巻海岸
リアス式海岸の牡鹿半島を望む。石巻市には日和山公園や神割崎自然公園、釣石神社などがある。
気仙沼湾
湾内に大島があり、東に唐桑半島が伸びる、リアス式海岸の風光明媚な湾。
青根温泉
江戸時代には、仙台藩主伊達氏の御殿湯が置かれた名湯。かつては二軒の共同浴場があったが、今は入浴施設に変わった。
鳥海山
山形県と秋田県の県境にあり、山形県では庄内富士、秋田県では秋田富士と呼ばれている。鳥海ブルーライン神子石付近にはブナの原生林が広がる。
松川浦
相馬市郊外にある砂州により太平洋と隔てられた潟湖。 湖内には大小の島が点在し、外の大洲上に大洲松川ラインがありバイクや車で走ることが出来る
新舞子
いわき市にあり、新舞子浜、新舞子海岸など海岸線が広がる。
猪苗代湖
日本で4番目に広い面積を持つ湖。磐梯山の眺望がいい。
霊山
りょうぜんと読む。県北東部の伊達市に位置し、玄武岩の溶岩台地にある標高825mの山。天狗の相撲場や蟻の戸渡り 、猿跳岩などの名所がある。
東山温泉
会津若松市内の山間にあるのどかな温泉地。国登録有形文化財の向瀧など、趣のある建物も残る。