30〜35L編バッグ編
泊りがけのロングツーリング用に大型バッグは必須だが、あまり大きいバッグだと普段使いに困る。今回、2〜3泊のツーリングから普段の日帰りツーリングにも使える、30〜35Lのミドルサイズのお勧めツーリングバッグを実測チェックしてみた。
※実測チェックに使ったのは、私の通常の1泊2泊のキャンプ時の持ち物一式。
↑(左から)1人用テント、夏用シュラフ、ミニトンカチ(ペグ打ち用)、モバイルバッテリー、タオル、ミニ三脚、カメラ、ハンカチ×2、靴下×3、下着×2、半袖Tシャツ×2、長袖シャツ×1、洗面用具(歯磨き、歯ブラシ、髭剃り、コンタクトケース、眼鏡、スペアコンタクト)、グランドシート、スリッパ、ミニチェア、レインスーツ、ブーツカバー、雨天用グローブ、折り畳みテーブル、バイクリペアグッズ(ビニールテープ、タイラップ、ミニ十徳ナイフ、ミニライトほか)、お守り、サイドスタンドプレート、LEDランタン
※調理器具(ストーブ、コッヘル、飯ごう、食器類、燃料など)を除く。
ただし、上記の持ち物のうち、「折り畳みテーブル」は、今回実測したバッグの中で拡張しても入るものはなかった。また、ミニチェアは、唯一、HenryBeginsツーリングバッグの拡張時(42L時)のみ収納が出来た。
Moto Fizz ミドルフィールドシートバッグ
収納場所が多くて利便性抜群!上部収納袋はとても便利だ
29L〜40L 18,144円
Dリング:8箇所 ポケット:4箇所 メッシュポケット:2箇所 両サイドオープン:○ 拡張:○
ツーリングバッグでNo.1のシェアを持つMoto Fizz。その実績に裏付けられいるように、とても使いやすくて、実使用でとても利便性が高いのが特徴だ。
同シリーズの30Lクラスであるこのミドルフィールドバッグは、荷室の荷物を両側から取り出せる両サイドオープンで、テントや三脚など中の長尺の荷物が動かないように固定するインナーホールドベルト付き。
↑インナーホールドベルト
その他、ホールディングコード、サイドコンプレッションベルト、ドリンクホルダーと、シートバッグに付くほぼ全ての機能が備わっているので利便性た高く、ミニマム29Lから拡張すれば40Lと、上部収納袋などを使い分けて積載量を変更することで、日帰りツーリングからキャンプのありなしの宿泊スーリングなど、その時々のツーリングスタイルの変更に対応しやすいのが嬉しい。ツーリングマップルが入るサイドポケットも便利だ。
拡張すると40Lに。サイドコンプレッションンベルトもあるので、拡張しても両端が垂れない。
さすがに29L時(上部収納袋を使用せず)には、中にテントは入れるとシュラフとスリップ、ミニチェアが入らず。ちなみに29L時でも上部収納袋を使用して、その中に予備ウェア類を入れると荷室にテントが入る。拡張した40Lの時には、上部収納袋を使わずにミニチェア以外、すべて荷室に入る。
個人的には、同バッグの最大の特徴は、バッグ上部にある上部収納袋。道中で買い出しをしたり、お土産を買ったりして、急な収納増に対応してくれる収納部。なんと、取材中に買ったぬいぐるみが入ったほど大きい。しかも、上部フラップが長めで、上部収納袋に荷物を入れた状態でもフラップがきちんと被さり荷室を覆ってくれるので安心だ。
バッグを装着しないときに、いちいち固定ベルトを外さなくすむよう接続バックルも付属。これが結構嬉しい。
■ココが○
上部収納袋の使い勝手がとてもいい。他社バッグにはない、リア下を通すセンター固定ベルトが別途付いていて、どんな車両でも他社製品よりはバッグが付けやすい。サイドベルトがあるものの、開口部は広くある程度の長尺物は開口部から出し入れができる。
■ココが△
ショルダーベルトがオプション設定。本体のベルトが長く余りやすいのでDベルトに折り返して通すも抜けやすい。
サイズ(mm):H230×D280×W520〜680(拡張時)、容量:29L〜40L
付属品:固定ベルト、センター固定ベルト、接続バックル、レインカバー
カラー:ブラック
[タナックス株式会社]
IIGAYA ミドルツ−リングシートバッグ
ワイドフラップで防水性高く、コストパフォーマンスも高き使い勝手もいい
25L〜33L 11,664円
Dリング:16箇所 ポケット:4箇所 メッシュポケット:1箇所 両サイドオープン:○ 拡張:○
後発ブランドながら、ツーリングバッグを知り尽くした担当者が、既存の製品を徹底的に調べて作ったツーリングシートバック。
表地に強度、防水性が高い1680Dバリスティックナイロンを採用。裏地にPVC(防水シート)素材を採用し、各ファスナーも裏付けして防水性を高めている。上部フラップはワイドで通常時には両サイド端のサイドポケットまで覆い、雨水の進入を阻むように配慮されている。
各バックルや大きくベルトも太くて、グローブをしたままでも脱着がしやすい。基本性能をしっかりと押さえて質感が高く、これで他社の約6割くらいのプライスは驚き!使用しない時はコンパクト収納が可能だ。
拡張すると33Lに。通常時は上部フラップがサイドポケット端まで覆い、拡張時には拡張した荷室をすべて覆ってくれる。
さすがに通常の25L時にはシュラフとテントの同時収納は不可。テントとLEDライト、スリッパ、ミニチェアが入らず。拡張すれば少しきついものの、シュラフとテント、あとLEDライトも荷室に収納可能だが、スリッパとミニチェアは入らず。
強度、防水性ともに強く、軍事用に開発され防弾チョッキにも採用されている、質感の高いバリスティックナイロンを採用している。
やはり、使わないときに固定ベルトを押さえててくれる接続バックルは便利。また、Dリングがとても多いので、いろいろなプラス積載が出来るのがいい。
ベルトが太い分荷室の上部開口部が狭いので、ここから長尺物の出し入れは少難。サイドから入れる必要がある。
■ココが○
完全防水ではないが、防水対策がしっかりされているので、高速の急な雨等の時に、次のパーキングまで浸水しないでもってくれる安心感が嬉しい。また、Dリングが多くネットやロープを使えばいろいろな積載が可能。上部フラップ裏のメッシュポケットが大きくて使い勝手がいい。
■ココが△
長尺モノは両サイドから出し入れする必要あり。また、拡張しても33Lなので、積載量が多い場合は同シリーズの1つ上のサイズ(42〜50L)のロングツーリングシートバッグ(13,176円)か、それと値段が数百円しか違わない50〜64Lのキャンプツーリングシートバッグ(13,824円)も視野に入れて検討を。
サイズ(mm):H210×D310×W530〜650(拡張時)、容量:25L〜33L
付属品:固定ベルト、ショルダーベルト、接続バックル、レインカバー
カラー:ブラック
[株式会社プロト]
Henry Begins ツーリングシートバッグ
収納力が高く、長尺物のも好対応。テント等のキャンプ用品の収納が◎
33L〜42L 18,144円
Dリング:6箇所 ポケット:4箇所 メッシュポケット:0箇所 両サイドオープン:○ 拡張:○
昨今、ツーリングやアウトドア系の商材が増えているヘンリービギンズ。同バッグは比較他社製品に比べて33L〜42Lと容量が大きいので収納力が高く、また開口部が広いので、両サイドはもちろん上部開口部からも荷室のシュラフやテントなどを取り出すことが出来る。
ロー&ワイドな形状なので長尺物を入れやすく、ベーシック的でありながらドリンクホルダーが2つあったり。トップネットが無い代わりにカラビナ等が装着可能なパルステープが採用されていたりと、随所に開発者のこだわりを感じられるバッグだ。
拡張すると42Lの大容量に。サイドベルトがないので拡張すると、若干サイドポケット部が垂れ気味になるも角々とした形状とあってそんなに気にならない。
通常時でも33Lなので、やや窮屈ながらもテントとシュラフなど、スリッパとミニチェア以外は全て荷室に収納が可能。拡張すれば、スリッパとミニチェアも収納可能で、まだ横部に余裕があるほど。今回の掲載商品の中で唯一(折り畳みテーブル以外)全ての持ち物が入ったバッグだ。
このように開口部が広いのがこのバッグの特徴のひとつ。なので、荷物の出し入れはもちろん、開口部を開けるとどこに何があるか分かりやすいのも嬉しい。
上部の連結バックルを使用して、テントや別売りのシートバッグ等の併載も可能。但し、ベルト長からマットの併載は不可。
■ココが○
連結バックルを使って、自分好みに積載カスタムが可能。収納力も高く長尺物も入れやすい。キャンプツーリング用であれば、今回の掲載バッグの中で一番の利便性と積載性がある。角々して上部もフラットなので、バッグ上部にテントなどの併載がしやすいのもいい。折り畳んでコンパクト収納も可能だ
■ココが△
あると利便性が高いメッシュポケットが無く、あと、何気に接続バックルも付属していないのが残念。また、ドリンクホルダーが2つある分、両サイドポケットは小さめでツーリングマップルを取り出しやすい場所にい入れるところがない。日帰りツーリング時には少々大きく感じてしまうサイズ。
サイズ(mm):H225×D275×W490〜610(拡張時)、容量:33L〜42L
付属品:固定ベルト、ショルダーベルト、レインカバー
カラー:ブラック
[株式会社デイトナ]
GOLDWIN X-OVERリアバッグ
Xベルトで着脱簡単。バックパックとしても使用できる2WAYバッグ
35L 16,956円
Dリング:4箇所 ポケット:4箇所 メッシュポケット:2箇所 両サイドオープン:×(片側のみ) 拡張:×
比較他社シートバッグとは切り口が違う、オリジナリティなシートバッグ。最大の特徴は、スリット内に収納されているベルトとフックを取り出せば、バックパックとして使用できること。長時間バイクを離れる時も、背負うことで運びやすいし、普段の旅行等にも使えて汎用性が高い。ある意味、バックパックがシートバックになる、とも言える。もちろん、収納用のポケット、メッシュポケット、持ち手用ハンドル、Dリングも付いていて、シートバッグとしての使い勝手もいい人気商品だ。
拡張性はなし。同色はパイピングほかベルトを黄色にすることで、後方からの視認性の向上をアップしている。
35Lということで、きつめでバッグが盛り上がりながらもテントやシュラフ等、スリッパとミニチェア以外の持ち物を収納可能。開口部も広くて中身の出し入れがしやすい。
同社オリジナルのバイクにバッグ等を、置いて、挟んで、バイクに付けるだけと、簡単に装着脱着できるXベルト。Xベルトの特徴で、接続ベルト無しで、バッグ未装着時にベルトを固定しておくことが出来る。
拡張はしないもののバッグパックに早変わりするのはおしゃれ。また、同社のサイドバッグとのセットアップも可能だ。
■ココが○
Xベルトでバイクへの装着が簡単。ショルダーバッグにもなって運びやすく、また、レインカバーが蛍光色で雨天維の視認性が高いのも○。
■ココが△
ショルダータイプなので致し方ないが、サイド開口部は片側でしかも停車時には車道側になる。横長なので着脱が簡単な分、Xベルトはきちんとバッグを圧着して付けないと、バッグがグラつきやすいので注意。
サイズ(mm):H250×D310×W500(拡張時)、容量:35L
付属品:装着ベルト(Xベルト)、レインカバー
カラー:ブラック、イエロー/ブラック
[株式会社ゴールドウィン]
ROUGH&ROAD ラフリアバッグ
フルパッケージでコンパクト。ベルトループでマット積載可
27L〜34L 18,252円
Dリング:4箇所 ポケット:3箇所 メッシュポケット:1箇所 両サイドオープン:○ 拡張:○
長方体の横長のシートバッグと違い、ラウンドタイプで通常時はコンパクトなので、日帰りツーリング中心でたまに1〜2泊ツーリングをするというライダーにお勧めのバッグ。スタイル重視のスポーツバイクにもマッチングしやすいデザインながら、両サイドオープン、トップネット、メッシュポケット、サイドベルトと装備は充実。特に、ベルトループは、マットや三脚などを固定できるので、とても便利だ。バッグ自体の持ち運びもしやすい。
拡張すると34Lに容量が増加。サイドベルトがあるが、拡張時は両サイドのポケットが少し垂れ気味になる。上部にフラップが無い分、バッグのフロント部に大型ポケットがあり、使い勝手がいい。
通常の27L時は荷室にシュラフを入れるとテントが入らず、テントは外のベルトループを使ってバッグに留める必要があり。拡張すればシュラフとテントも入り、持ち物もスリッパと椅子以外すべて荷室に入る。
ベルトループを使ってテントやマットなどの長尺物の積載が可能。なので、拡張時は、荷室にテントとシュラフが入れてベルトループでマットを積載する、ということが出来る。
コードタイプのファスナーが特徴的。グローブ装着時も、指で引っ掛けてジッパーも開けやすい。
自社オリジナルのP.A.S.に対応。アジャスタを使って、ボトルホルダーなどを別途バイクに付けられる。
■ココが○
P.A.S.対応で、同社の当システムのオプションを付けて、自分仕様にバッグのカスタムが可能。ベルトループはマットを含む長尺物が固定出来て便利だ。
■ココが△
バイクへの固定ベルトの装着方法が少し特殊なので慣れが必要。上部フラップが無く、価格が高め。
サイズ(mm):H230×D300×W400〜520(拡張時)、容量:25L〜33L
付属品:ラダーロック付きロングベルト、ショルダーベルト、レインカバー、イージーループ、アタッチメント、ベルトストラップ60
カラー:ブラック
[株式会社ラフアンドロードスポーツ]
ENDURISTAN トルネード2パックサックM
縫い目無しの溶着構造で、完全防水防塵防砂
32L 8,316円
ロールトップタイプのドラムバッグ。縫い目のない溶着構造で、完全防水防塵を実現。3層構造の生地により耐久性も高く、質感も高い。開口部が広く、中は赤色なので、バッと開けて中身が分かりやすいのが◎。内部のメッシュポケットも使いやすい。
普通のツーリングコードでも装着可能だが、このバッグの良さをより活かすには同社のROKストラップでの装着がお勧め。但し、同ベルトをバイクに付け外しするのがややしづらいのが難点。
ロールトップで開口部分を数回巻く分、奥行きが取れず、シュラフとテントとの同時積載は不可。テントは別積載になる。
欧州の旅ライダーのような感じで付けていて恰好いい。ちなみに、外にある名札?入れは、マスツーリング時に他の人が同じ当エンデュリタンバッグだった場合に、外から分かるように名前等のホルダー等を入れる用のものとのこと。なんか、そのテイストさも格好いい。
■ココが○
何しろ、長距離や恰好な場所を旅する欧州のコアツーリングライダー達が作ったというこだわりの防塵防滴性で雨天時も安心なのがいい。また、別売りだが同社のROKストラップで装着することにより、4つのアタッチメントを外すだけでバックが開口できるのが楽でいい。
■ココが△
かなり小さいサイズのものでないと中でのテントとシュラフの混載が厳しく、リアキャリアでもないとテント別積載でのキャンプ用品一式の積載は厳しいかも。あと、ROKストラップの脱着がキツいのと、欲しいショルダーベルトが別売り。
サイズ(mm):H270×W530(拡張時)、容量:32L
付属品:なし
カラー:ブラック
[株式会社ジャペックス]
SHAD SW38 Zulupack 防水ダッフルバッグ
完全防水のシートバッグ。バックパックでも使用可
35l 14,580円
IPX5規格の完全防水仕様のバックパックで、シートバッグとしても使用できる2WAYタイプ。PVCターポリン生地により抜群の撥水性と耐久性を誇る。付属のストラップでバイクに取り付けが可能。バッグ外部にポケット付き。
表面と側面にリフレクターをプリント。また、すべてのファスナーに止水ファスナーを使用している。
バックパックとして背負う用に、幅広のショルダーベルトを2箇所装着している。
■ココが○
完全防水で、シートバッグにもバッグパックにも使い分けられ利便性が高い。取付ストラップ付き。
■ココが△
この手のバッグパック系のバッグとしてはやや割高感がある。またショルダーベルトを繋ぐホールド用の胸部ベルトが欲しい。
サイズ(mm):H280×W540(拡張時)、容量:35L
付属品:取付ストラップ
カラー:ブラック
[株式会社カスタムジャパン]
NANKAI ストリームサイドバッグ
スタイリッシュでスポーティで、積載力も高い
15L×2 14,040円
両端が少し広がるも、シートバッグのように高くならないのでバイクにまたがりやすいし、また、上部がフラットなので、テントやマッとなどを別積載しやすいサイドバッグ。
この南海部品のストリームサイドバッグは流線形でスタイリッシュなので、スポーツバイクにも似合う。それでも片方で15Lもの収納力があり、片方にテントとランタン、ウェア等、そしてもう片方にシュラフと小物類を入れれば、スリッパとミニチェア以外すべて収納が可能だ。もちろん、テントを上部に別積載すれば、その分バッグの中にスリッパとミニチェアも収納できる。装着ベルトは装着位置を2段階に調整が可能なので汎用性が高く、またバッグの着脱自体も簡単だ。
サイドバッグなのでもちろん横に膨れるものの、ほぼハンドル幅に収まる程度なので走行上の問題はない。リアシート上にスペースがあるのでテントやマット等を別積載したり、あえて別シートバッグ(要装着確認)を付けることで積載性を飛躍的に上げることも可能だ。
小型のものなら片方にテント、片方にシュラフと入れ分けて、その隙間にウェアやランタン、小物類を入れられる。
バッグのファスナーは各々独立しているので小物等を収納する際は片方のファスナーを開けるだけでよい。
■ココが○
スタイリング的に野暮になりがちなサイドバッグながらスタイリッシュなのが◎。サイドバッグとして価格もリーズナブル。
■ココが△
15L×2だが流線形のため、キャンプ用品収納時は袋やタオルなどは隙間に詰め込む必要があり取りづらくなる。
サイズ(mm):H265×D160×W500(拡張時)、容量:15L×2
付属品:シート装着用ベルト、レインカバー
カラー:ブラック
[南海部品株式会社]
DEGNER スポーツダブルバッグ
脱着が簡単。バッグを装着したままタンデムが可能
14L×2 18,360円
ベルクロのベルトと幅広アジャスターで、装着脱着が簡単。バッグも片側14Lとのことだが、深さがあるので意外と物を押し込めやすい。ダブルファスナー採用で、ベルトコードを引っ張ると、同時にダブルファスナーが開き、開口部が大きく開くので、大きな物の出し入れがしやすい。グリップがバッグ上の端についていて、2tのバッグを合わせると、両バッグのグリップを重ねて片手で運べるのも嬉しい。
物の入れ方によっては結構横に膨らむのですり抜け時等は要注意。また、ベルクロ脱着なので、うまくつけないとバッグが傾きやすい。
スリッパとミニチェア以外すべて収納が可能。もちろん、リアシート上にテントやマットなどの長尺物や、他シートバッグなども積載可能だ。
両バッグの連結がフラットなベルクロ留めで上部アジャスタが幅広なため、バッグを装着したままタンデムライダーが乗車することも可能だ。
ダブルファスナー式なので、一眼レフカメラや三脚などを収納していた場合取りやすい。また、外部にあるポケットはレインカバー等を入れたりして利便性が高い。
■ココが○
リアキャリアがなくタンデムで宿泊ツーリングをするなら、購入バッグ候補に挙げられる。脱着がしやすく持ち運びもしやすい。
■ココが△
バッグ自体の形状により装着出来る車両を選んでしまうことも。あと、日帰り用では大きすぎるので状況による使いまわしがし辛そう。
サイズ(mm):H310×D200×W470、容量:14L×2
付属品:取り付けベルト、レインカバー
カラー:ガンメタル、レッドパイピング
[株式会社デグナー]