BMW

2018年式 BMW G310GS に乗ってみました。

 

2018年式 BMW G310R に乗ってみました。

 

2019年式 BMW R-nine Tに乗ってみました。

 

2019年式 BMW F750GSに乗ってみました。

普通免許で乗れるBMWのGS。ETC標準装備で、足回りとシートが素晴らしいです。

 

 

313ccの水冷単気筒DOHC4バルブエンジンはシングルながらトルクフルで力強く、100km/h時は6速で6,000回転でレッドゾーンまでまだ4,000回転も余裕があったほどです。しかも単気筒エンジンとは思えないほどに回転がスムーズに回るのには驚きでした。

 

ハンドルの切れ角もありフルステアでのターンもしやすいです。

 

 

ただし、サイドスタンドが立ち気味なのか、乗り降りの際は少し足を上げる必要があるのと、同エンジン車のG310Rに比べると足つきはややきついです。とはいえ、シート幅が狭いせいか、シート高835mmという数字ほどには足つきは悪くない感じです。しかもこのシート、座り心地が抜群ですっぽりとお尻をホールドしてくれて、まるで車のシートに座っているかのような安定感。さすがこのあたりは、小排気量車でも長距離走行に妥協がないドイツ車という感じです。

 

そして秀逸なのはかっちりとした足回り。なんと倒立フォークを採用し、高速走行も安定しつつ路面ギャップもしっかりと吸収。さすが、GSを名乗ることはあります。

 

 

パイプハンドルなのでナビホルダー等が容易に取り付けられます。メーター周りのパネル部のスペースにはＤＣソケットや温度計が付けられそうです。

 

 

ETC2.0が標準装備され、ETC車載機はシートの下にありETCキャリアやアンダーガードが標準装備。

 

 

普通免許で乗れて、しかも車体価格が682,600円〜からと、アンダー70万円。

 

 

排気量が313ccなので車検は通さなければなりませんが、ツーリングでは高速道路で移動して山中の狭い山岳路を走ることが多い日本の道路事情にとてもマッチングしたサイズのアドベンチャーバイクです。特にこのクラスとしては足回りがとてもよくて、長距離走行でも疲れにくいです。

 

 

普通免許で乗れるアドベンチャーバイクとして、またビッグアドベンチャーバイクからのダウンサイジングバイクとして、決して見劣りをしない、それ以上に満足度の高いバイクです。

 

→G310GS諸元

エンジン＜足回り。気軽にスポーツ走行が楽しいめる、税別50万円台のBMWのバイクです

 

 

BMWが普通二輪免許で乗れて、しかも、税別50万円台！伸びのある34psを発生する水冷のシングルエンジンと倒立フォークを採用したBMWらしいかっちろとした足回りで、高速巡行や峠道の走りが楽しいです。

 

 

通常のバイクとエンジンレイアウトが逆で、これにより低重心化や路面へのパワーの伝授性もしやすくなり、乗り心地もアップしました。

 

 

エンジンもさることながら、やはり秀逸なのが足回り。この価格のインポートバイクで倒立フォーク採用に驚かされますが、BMWらし妥協のないかっちりとした足回りで、市街地や高速道路はもちろん、特にワインディングなどでのスポーツ走行でハードに走っても破綻せずに、しっかりと足回りが追従してくれるのが嬉しいです。

 

 

エンジンパワーに対して足回りの方が上回っている感じがして、これがとても心強く、そして走り的に楽しめます。

 

 

ETC2.0も標準で装備されているのでツーリングや通学にも使いやすく、汎用度が高く、そして気軽にスポーツ走行を楽しめるBMWのロードバイクです。

 

→G310R諸元

このスタイリングに惚れて乗るバイク。いろいろなスタイルが用意されています。

 

 

真横にピストンが動く、BMW独特のフラットツインエンジンでネオクラシック感をイメージしたスポーツモデル。

 

 

エンジンの出っ張りから、重くてバランスが難しいのかな、と思いきや、当たり前ですがそんなことはまるでなくて、ハンドリングは軽やかでとても乗りやすいです。

 

 

でも、箸ってバンクするとシリンダヘッドを擦ってしまうんじゃないかと心配してしまうのは、このエンジンに乗り慣れてないせい。なんたって、アドベンチャーの雄のGS1250GSにも搭載されているんですから。

 

 

出力も110馬力もあって、必要にして十分すぎるほど。

 

R-nine Tにはいろいろなシリーズがあり、いろいろなスタイルが提案されていますが、価格が170万円台からと結構いいお値段がします。

 

 

ETC2.0付きで、オプションでこのスタイルに合うバッグも販売されていますが、やはり、走りがとか積載性がとか云々言わず、このスタイルングに惚れて乗るバイクですね。

 

→R-nine T諸元

軽快で、且つ上質。 高い快適性と乗り易さを兼ね備えた F-GS

 

 

853ccの並列ツンエンジンを搭載するスリムな車体と、770mm（スタンダード）という低いシート高の恩恵で取り回しがしやすく、細い道や未舗装路でも気兼ねなく走れる乗り易さと、GSらしいカチッとした剛性の高い足回り＆83Nmというビッグトルクのおかげでついついアクセルを開けてしまいたくなる程の高速走行性を併せ持ちます。

 

ETC2.0、ABS、ASC（オートマチック・スタビリティ・コントロール）、スリッパークラッチ、ライディングモードセレクト、ラゲッジキャリア、ヒートグリップ等を標準装備（各スタンダードの場合）。

 

 

TFTディスプレイ（オプション）&BMW Motorradのコネクティビティにより、自身のスマホとリンクさせることで電話の発信者やナビの要素をディスプレイで確認出来ます。

 

また、インカムとリンクさせれば、音楽再生や電話の受発信を両手をグリップ握ったままで操作が出来て、とても楽です。

 

左グリップにあるくるくる回るマルチコントローラーで、音楽、電話等の機能を操作出来ます。

 

水温、電圧、外気温、各端末とのリンク状態などの情報が一目で視認出来る液晶ディスプレイ。

 

キーを持っていればスイッチON/OFFもボタンを押すのみ。給油口もキーレスでとても便利です。

 

この価格で、刻印ではないBMWのエンブレムが入ったキー（キーレス用）を手に出来るのも嬉しいです。

 

■F750 GS
●全長:2,270mm 全幅:850mm 全高:1,225mm ●シート高: [ベース]815mm、[Standard]770mmm、[Premium]815mm ●車両重量:230kg ●エンジン:水冷4ストロークDOHC並列2気筒8バルブ ●総排気量853cc ●最高出力:57W(77PS)/7,500rpm ●燃料タンク容量:15L ●カラー:ライトホワイト、オースティン・イエロー・メタリック、ステレオ・メタリック・マット ●メーカー希望小売価格:\1,296,000〜（税込）