日光
金精峠から男体山を望む
栃木県を代表し、世界遺産にも認定されています日光。もちろんツーリングで行っても楽しめるエリアです。
日光の魅力は、壮大な景色と歴史、そして、道。
日本三名瀑の華厳の滝を筆頭に、竜頭の滝や湯滝などの豪快な滝の数々、中禅寺湖に戦場ヶ原、そして男体山の景観。そして世界遺産の東照宮を始めとする日光の社寺や松並木に一方通行のワインディングのいろは坂。
そして、何といっても都心から日帰りで行ける、距離とアクセスの良さが魅力です。
ただ、国内有数の観光地のため、観光客が多いのと、エリア的に意外と狭いのが難点ですが…
【日光のお勧めツーリングスポット】
1.明智平
一方通行の上りの第2いろは坂を登り切ったところ辺りにあるドライブインからロープウェイ(往復740円)に乗って着く展望台です。眼下に、中禅寺湖、華厳の滝、そして男体山という大パノラマを望むことが出来る好景観地です。但し、ドライブインではお猿さんが徘徊しているので、くれぐれも食べ物を出したり、持ち物を置いていかないよう注意を。
2.華厳の滝
日本三大名瀑にも数えられる高さ97mの直瀑で、エレベーター(570円)に乗って行く観瀑台からは迫力ある滝つぼを間近に見ることが出来ます。ちなみに専用駐車場は広いですが有料になります。
3.戦場ヶ原
男体山の神が蛇に、赤城山の神がムカデに化けて戦ったと言われる高層湿原。湿原内を通る国道120号線から眺め見るの良いですが、男体山の景観がいい三本松茶屋駐車場から、国道を渡ってすぐのところに戦場ヶ原展望台がありますので、そこからのんびり季節ごとに表情の違う湿原を眺め見るのもお勧めです。
4.湯滝
すぐそばの湯ノ湖の湖水が流れ落ちる、高さ約70m、長さ約110mの豪瀑です。奥日光三名瀑にも数えられる同滝の特徴は、国道沿いにある駐車場(有料)から歩いてすぐに行けて、しかも滝の真下にある観瀑台から迫力ある滝の様相を眺め見れることです。日光側からここを通り、しばらくして金精峠を超えると群馬県側の菅沼や丸沼にアクセスできます。
5.霧降高原
日光市街からいろは坂を上らずに県道169号線を北上。その道中に広がる標高約1200mの高原地帯です。ハイキングコースが整備されていて、天空の階段なる長い階段もありますが、その名の通り霧も出やすいところですので注意。同高原を抜ける県道169号線(霧降高原道路)は信号も無く気持ちよく走れる爽快路。大笹牧場で休憩しつつ、そのまま北上し湯西川温泉や那須などにエリアを広げることが出来ます。
その他
◎竜頭の滝
奥日光三名瀑の一つ。落差10mながら、長さ約210mに渡って急斜面を流れ落ちていく滝です。観瀑台や遊歩道もありますが、国道120号線を走りつつ、途中で道沿いに見えるのも嬉しいところです。
◎裏見ノ滝
日光三名瀑の一つで、高さ45mの滝。昔は滝の裏にも行けて、裏側から見れたらしいだしが、現在は滝の裏には行けません。無料駐車場から歩いて500mくらいのところにあります。
◎霧降の滝
日光三名瀑の一つの二段の高さ75mの滝で、上段が25m、下段が26mの高さになります。樹々の中を落ちている滝で観瀑台が遠方にあるということで見づらい部分もありますが、駐車場からそんなには歩かずに見れるのがいいところです。
◎寂光の滝
落差60m、幅6mの滝の迫力のある日光八景の1つに数えられている滝です。弘法大師も修行したという滝で、滝つぼの近くまで行けます。駐車場からさほど遠くなくアクセスもいいです。
中禅寺湖スカイラインを上った先ににある半月山駐車場から徒歩で少し登った先にある展望台です。眼前に男体山を、眼下に中禅寺湖を望む好景観場所で、紅葉時には多くの観光客が訪れる場所です。
【The Road】
一方通行の、登りの第二いろは坂、山下りの第一いろは坂の各々のカーブに“いろはに〜”と看板がありその名が名付けられた道です。下りヘアピンだらけの第一いろは坂と違い、登りの第二いろは坂はヘアピン中心ながら途中途中で中低速カーブもあり、一方通行路で二車線箇所も多く、走りを楽しめる爽快路です。但し、お猿さんがよく現れるので、スピードの出し過ぎにはご注意を[無料]。