■なんくるないさー。めんそーれ琉球 その2(スズキ SV650 ABS)

翌朝、近くのビーチで青い海と空を見ながらのんびりとしました。これが沖縄、って感じがいいです。

 

まずは、備瀬のパワースポットのワルミと瀬の岩模様が綺麗な備瀬ノ浦海岸に行きました。このまま一日ボーッとしていたいくらいに時間がゆっくりと流れていきます。

 


備瀬のワルミ〜水族館やフクギ並木に行くならすぐ近くなので、立ちよりお勧めのパワースポッですト。海岸に降りて行く道も雰囲気があって◎。但し、場所が分かりづらいので注意を(※現在は立ち入れない模様です)。

 

本部半島の西部は、見どころや寄り道したくなる場所が多いので、ついつい予定以上に時間を費やしてしまいました。その結果、その後の予定が大幅に狂ってしまいましたが、この“寄り道&のんびり”が本土とは違うザ・沖縄ツーリングという感じで、時間に追われず時間を気にせず、まさに、”なんくるないさー”と思って走っている自分がいて、それがとっても楽しいです。

 

本土にはない新鮮な風景や光景に、バイクを止めて眺めることがしばしば。異国感が味わえます。

 


今帰仁城跡〜入場料400円を払いますが見応えあり。プチマチュピチュっぽいです。

 

そして、いよいよ古宇利大橋に。

 


古宇利大橋〜今帰仁村の古宇利島と名護市の屋我地島を結ぶ全長1,960mの一直線の橋。橋自体は走るだけで何もないですが、エメラルドグリーンの海の上を走る気分は爽快です。古宇利島側の駐車場から降りたところにあるビーチから見る橋も○です。

 

今回のツーリングで、絶対に走って(渡って)みたかった橋です。ただ、沖縄随一の観光スポットということもあり、観光バスの往来が多く、なかなか橋自体の走行自体は楽しみづらかったですが、橋上から眺めるエメラルドグリーンの海は綺麗!の一言。おかげで片道約2kmの橋を2往復もしてしまいました。

 


古宇利島側の古宇利大橋の麓はビーチになっていて、ここでも沖縄の海を楽しめます。

 

古宇利島にある貝の形のオーシャンタワーは、是非とも登るのをお勧めします。自動走行のカートに乗り観光案内を聞きながら走っていくと、「もう少しで撮影ポイントですよ」というアナウンスが流れます。ちなみに、よく見る前出画像のような古宇利大橋の景観は、このタワーの展望台から見られるものです。なお、橋の撮影は、海面が綺麗に見える午前中の方がお勧めです。

 

その後、古宇利島を半周し、古宇利大橋と反対側にあるハートロックに。CMで有名になった海中から突き出た岩ですが、なんでこんなところに…と思うのと、意外と遠くにあり、人物を入れて綺麗にとるなら望遠レンズが必須です。

 

そして、再び古宇利大橋を渡り、嵐山展望台に寄った後、慶佐次湾のヒルギ林に。

 


ハートロック〜ハートの形をしたところから名付けられた岩。古宇利島は恋の島とも呼ばれているそうなので、カップルでなら是非とも訪ねられることをお勧めします。

 


嵐山展望台〜沖縄八景。松島っぽい湾の景観が○。付近のパイン畑も風情があります。

 


慶佐次湾のヒルギ林〜マングローブの林があります。無料なので、近くを通ったなら立ち寄る価値はあり、かと。

 

その後、県道14号線で島を横断し東側に移動。本来なら北上して辺土岬を目指したかったのですが、時間が無いため、今回は断念。そして、国道329号線に入り南下。途中、ニュースでよく見る辺野古のキャンプ・シュワプのゲート前を通り、沖縄自動車道経由ででうるま市に入りました。

 



辺野古アップルタウン〜退廃感が漂う洋風な建物がここかしこにありちょっと雰囲気のある町です。夜はがらっと表情を変える、のかも。

 

勝連城跡は世界遺産のグスクの中で最も古く、頂上からはエメラルドグリーンの海が一望できます。その後、今回4つ目となる世界遺産のグスクの中城城跡に立ち寄り、那覇市内へと入りました。

 

◇世界遺産「琉球王国のグスク 及び関連遺産群」
グスクとは、石などを積み上げて作られた沖縄独特の城のことで、12世紀ごろに集落を防御するために、もしくは聖地として作られたと考えられています。各首長らの勢力争いの後、三山(北山、中山、南山)時代を経て、中山国の尚氏が統一して琉球王国を建国しました。首里での中央集権のもと、その勢力を伸ばしました。その遺構は世界遺産に登録された九つの場所はもちろん、島内の随所に残されています。グスク跡は全部で200〜300箇所もあるといわれていますが、世界遺産に選定されたのは、その中の、今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡4の城跡になります。

 


勝連城跡〜ヨーロッパの城跡のような感じが○。入場無料ながら景色は抜群です。

 


中城城跡〜世界遺産の4城跡の中では小粒ながらも、写真映えする城跡です。入場料400円。

 

那覇市街では、ちょうど帰宅ラッシュとぶつかったのか、まるで花火が終わった後のディズニーランドの駐車場のような大渋滞の首里の路に困惑しつつも、二千円札に描かれた守礼門と、世界遺産の首里城を見た後、お土産を買い、沖縄ツーリングを終えました。

 

今回、個人的に沖縄は初めてということもあり、本部半島を中心に観光地巡りのツーリングを行いましたが、時間の都合で当初予定していた斎場御殿や南部の各名所、また、最北の辺土岬を含むやんばる(北部)や、神秘的な久高島などは残念ながら訪ねられませんでした。機会があれば、次回は是非、深く沖縄の触れられるような異国感を味わえるツーリングにチャレンジしてみたいと思います。

 

ちなみに、格安航空券(LCC)+125ccレンタル+ドミトリー泊なら、2万円台で楽しめる沖縄ツーリング。冬場の日中平均温度20度の下、観光地が空いている冬のバイク旅はお勧めです。

 


海中道路〜道幅が広いので海が見づらく、名前に誘われてここだけを走りに来るのはもったいない感じがしました。

 


首里城・守礼門〜周辺は渋滞路ながら、無料ですし、沖縄に来た感が味わえるので、是非、立ち寄られることをお勧め致します。

 

□那覇・うるま
島の東側の多くが演習場のため、観光地や立ち寄り場所は少ないです。また、那覇・うるま市は交通量が多いため、時間によっては高速の有効活用も視野に入れての移動がお勧めです。

 

◇沖縄グルメ
沖縄グルメといえば、ゴーヤチャンブル、沖縄そば、タコライス、海ぶどうなどいろいろありますが、ツーリング道中に気軽に食せる沖縄そばやハンバーガーはお勧め。但し、街中に多いので、立ち寄るお店候補は事前に要チャックをされた方がいいようです。

 


スパーキーバーガー 900円(Captain Kangaroo)〜美味しい!大きい!値段の価値あり!

 


三枚肉そば 500円(宮里そば)〜独特な味と食堂のような店内の雰囲気が○。綿は固め。

 


ソーキそば 530円(我部祖河食堂)〜食べやすいが、やはり麺は固め。骨付き肉用の皿付き。

 


サーターアンダギー 100円(琉球村)

 


沖縄パインジュース〜沖縄ではずっとこれを飲んでいました。パイン好きなら是非!

 


※ホットぜんざい!食べられず。残念。(琉球村)

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